なんぞやからの出発

マナーとはなんぞや。

マナーに対する議論はそこかしこで見受けられるものの、
実際みんなどこで覚えて身に付けているのだろう。
何らかの教育的な集まりに参加した人ならいざ知らず、
一緒にラウンドした誰かから教えてもらうか、本を読むか程度だろうか。

私はといえば、初心者時点の環境と側にいた同伴者の行動を模範とした。
ついでに、今まで生きてきた中で良しとしてきた常識・良識がプラスされている。

だから絶対値がわかっていないのかもしれない。

わかっていないかも、という極めて曖昧な中では、
「他者に不快な思いをさせてはならぬ」ということのみが原点だ。

ま、ゴルフに限らず、だけど。

さて、マナーのあれこれの起源がどこにあるのかといえば、
やはり階級の頂点にある少数グループに存在する何かが上流にあり、
簡易的でわかりやすく伝わったものが下流に存在しているだけのような気がする。

脈々と受け継がれた伝統等々の所作があるんだろうし、
それはきっとただ聞いても漠然と読んでも身に付かない「何か」であると思う。

以前大変お世話になった方が若かりし頃の失敗談を色々話してくれたのだが、
得意先の謝罪の手土産にせんべいの詰め合わせを持って行ってひどく叱られたそうな。
また土砂降りの日に壇上で挨拶することになったが、
「お日柄もよく」などという決まり文句でスタートして恥をかいたとのこと。

私が出会った頃にはもう立場に見合う諸々を身に付けておられて、
そんな失敗談が出てきたことには驚きだったが、とても興味深かった。

そしてこの話は「マナーとはなんぞや」という疑問の核心に迫るものだと感じたのだ。

つまらない慣例だと捨て置くことは簡単なことだけれど、
その方は「気付き」、「意味を自分のものにした」といえる。
マナーは自分の中で完結させるものではなく、
主体を相手に転じた時にこそ広がりを持って伝わっていくのだと教わった。

自分が下流にいる人間だとしても、
真似ることもできれば「何故」から出発して答えを探すこともできる。
無意識の中に内包させた境地までたどり着けるかはわからないが、
理想を追って精進し続けること自体が私のマナーといえるかもしれない。
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コメント

No title

このテーマって意味深いですね

ゴルフって大人になってからやるから
師匠やプロが身近にいる人は別にして
悪い人を反面教師にしたり、上級者から盗んで覚えるしかないんですよね
たまには怒られたり、文句言われたりしながら。。。

licoさんの仰る通り
結局は相手の立場になって不快にさせないってことを基準に自分なりに覚えていくしかないんでしょうね^^;

2017/08/30 (Wed) 09:29 | keisong #- | URL | 編集

keisongさんへ

こんにちは。

ゴルフマナーって「これだ!」っていう答えがなかなか無いですよね。
自己責任だけど一人じゃできないっていうところに難しさがあるなぁと。
この難しさも含めてゴルフの奥深さと面白さがあるんだと思います。

私も叱られながら覚えたこともたくさんあるので(-∀-`; )、
大人になってからそういう機会を持てるのも貴重なことですね

2017/08/30 (Wed) 12:56 | lico #- | URL | 編集

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